うーーーーーーん、キツい。
多分、主人公の女の子は何かしらの障害がある子で、他者の気持ちを考えることができない。だから悪気なく地雷を踏んでしまったり、普通の人はしない行動をしてしまう。そんな日常を淡々と描いていく映画だった。
キツいなあと思ったのが、周りの大人が誰一人向き合ってくれてるように思えなかったこと。家族も言動を注意したりしないし、第三者を頼ることもしない。
この子のことを本当に考えているのか・・・？って疑問がめちゃくちゃわいてきてしまった。特に父親。
本当に想っているのなら、さっきの言動のどこがだめだったのかを教えてあげたりするもんなんじゃないのか？？いや、何回も注意して、それでも直らなかったから諦めてるんだと思うけど・・・でも、まだ小・中学生だよ？？人並みに怒ったりしてあげてよ・・・それで成長できるかもしれないじゃん。無理なら、そういう学校とかに頼ったりしてよ。
女の子の成長が止められてるような気がして、モヤモヤしてしまった。
描写がすごくリアルなだけに、余計に。
学校で最後の最後まで名前が明かされなかったと思う（主人公が興味を持ってない）坊主頭の男の子はすごくいい子だったな。あの子だけが、ちゃんと主人公に向き合おうとしてくれてたような気がした。
