原作読了済
あの本をどうやって映画化したんだろうと思って観てみました。
確かに最近は、あみこちゃんのようなお子さんの相談が圧倒的に増えている。
それと同時に、子供たちは昔とは違い、通り一遍等の成長ではなくなっている。
進化してると日々感じる。
あみこちゃんが見ている世界や、感じることと、お父さんやお母さんやお兄ちゃんが見ている世界や感じることは、違うかもしれないけど、どちらが「言っても伝わらない」のか、な?と思いました。
あみこちゃんは、どんなことをされても、誰の悪口も言わず、誰にも暴力を振らず、好きなものは好きだし、やりたいことをやるし、やりたくないことはやらない。
これがおかしいことだと言われる世界に生きてるから、変な子、気持ち悪い子と言われるだけ。
私たちが普通だと思っていることは、本当に普通だろうか。
マルコメ味噌みたいな同級生の男の子とのやりとりが好きだった。
あんな子が、またあみこちゃんの人生に登場してくれたら良いな。
おばあちゃんが、トランプもう疲れたでやらないと言える人で良かったし、
ラストシーンの大人からの声掛けで、この選択にもまだ希望が持てると思わせる終わり方でした。
あみこちゃんのバイバイも、良かったよ。
親を責めるのも簡単ですが、それじゃぁ世界も変わらないよ。