裏社会でトップクラスの殺し屋コンビ、アンナとムーディ。
幼少の頃ムーディに救い出され、育てられたアンナにとって、彼は師であり父親であり親友だった。
しかしムーディが、ある人物の調査をアンナに頼んでから状況が一変する。何者かにムーディは殺され、彼女も襲撃される。
アンナは真相を突き止め、ムーディの復讐を誓うのだが・・・。
スタイリッシュな雰囲気が嗜好に合った作品でした。
アンナ役、マギー・Qの流石のアクションと、ムーディ役、サミュエル・L・ジャクソンのいい意味での安定っぷりが心地いい。
更にアンナの敵側に立つレンブラント役のマイケル・キートンがこれまたいい。
アンナとレンブラントの関係性が面白く、ストーリーに惹き込まれる1つの要因になっていると思います。
アクションの魅せ方、会話も洒落ていて楽しい。
ただ肝心のクライマックスが今ひとつ。驚きがあるわけでもないし、説明的で流れが悪くなった気がしました。
主要キャラの造形がよかっただけに、とても惜しいという印象の作品。
