沁みたなー。じんわりと。
犯人探しのスリラー的な主線よりも、
その過程で出逢った、
フランス人母娘が、
少しづつかけがえの無いないものに
なっていく過程の描き方が
ある時は微笑ましかったり
ある時はなんて事ない
ちょっとした日常のささいな断片だったりを
かなり大事に長めの時間を使っていて
幸せなゆったりした日常で
主線を忘れそうになる。
あれ?何を
観にきてたんだっけって 笑
その、日常的時間がとても豊かだったから
映画全体での、マットデイモンの
心の動きが、じんわり沁みてくるのかなと。
あのフランス人母娘は、
とても素敵なんですが、
あまりに、素敵過ぎて、、
もしかしたら、、
天使 だったんぢゃないか?
(素晴らしき哉、人生的に)
と思ったりもしましたね。
別れるのが必然というか。
幸せの等価交換というか。
ださい映画だと、
その後の2人を出したりするけど、
それは出さない。
マットデイモンの生きる世界線では
かけがえのない思い出で
もう2人は存在しないんだよね。
この監督さん、
スポットライトの監督さんですよね。
物語のバランスとか好きだなあ。
この監督さんのは、他のも観ようと
思いましたね。