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スティルウォーターのペコのレビュー・感想・評価

スティルウォーター(2021年製作の映画)
3.2
異国の地で、娘の無実を証明するために奮闘する父親の姿を描いたサスペンススリラー。マット・デイモン演じる父親ビルが、殺人容疑で収監された娘を救うために真犯人を見つけようと動き出します。サスペンスというよりはヒューマンドラマと言った感じでしょうか。派手さは無くドキドキハラハラは弱めで、真相に近づいていく展開が淡々を描かれています。親が知らない子供の姿。父と娘の関係性や絆の深さに見応えはありましたが、内容を考えると上映時間140分は長く感じました。ラストのオチは意外性がありましたが、見たいシーンを見せてくれなかったの
は少々物足りなさを感じます。娘のその後であったり、地下室にいた少年のその後であったり…。事件の真相は全てが明らかにはなっていませんが、ビルが異国の地で奮闘し成長する物語でもありました。でもまぁビルのような考えるより先に行動してしまうような破天荒な父親じゃ、アリソンが嫌がるのもちょっと分かる…。
フランスのマルセイユってこんなに物騒な街なのかしら!?
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