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ジャッカルのSEIJISANのレビュー・感想・評価

ジャッカル(1997年製作の映画)
2.5
本当は「ジャッカルの日」のリメイクをしようとしたら原作者、オリジナル作品の監督にも「駄目」と言われ、結局暗殺者のコードネームを「ジャッカル」とする事だけ許可された作品。本作自体はよく出来たサスペンスアクション映画なのに「ジャッカル」という名前が足を引っ張る。「ジャッカル」にしては大味過ぎる。行き当たりバッタリ。変装が変装になってない。正体バレまくるなどなど「超一流の殺し屋」というよりチンピラ風情なのが悲しい。リチャード・ギアは格好良い。いっそリチャード・ギアをジャッカル役にした方がシックリくる。日本版の宣伝コピーで「毒には毒を」という捜査の仕方は面白いが...。何度も言うけど「ジャッカル」じゃなかったら本当に楽しめたサスペンスアクション映画だったんだよ。勿体無いね!
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