このレビューはネタバレを含みます
【 弱肉強食の具現化 】
極寒の地で真っ黒の衣装に身を包んだ序盤のブルース・ウィリスが最高にクールです。その後は次から次へと“ほかの人”に変身していきます。
ところで、ブルース・ウィリスとリチャード・ギアの共存はいくら何でも危険すぎませんか。絶対に組み合わせてはいけない二人なはずです。最高にうれしかったです。ありがとうございます。
『ジャッカル』というテーマでリンクしていると思うのですが、本作では自然の絶対真理である弱肉強食を強く感じました。
まず、危ない手下たちを屈強な女性警官が制圧。しかし、屈強な女性警官はその後、ソファ越しにジャッカルにやられてしまう。そのジャッカルは、サブウェイで勇気の知能でデクランにやられる。故に、衝撃の繰り返しでした。
弱肉強食とはなにも、動物たちの世界だけに限らないようです。