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The Autobiography of Nicolae Ceausescu(英題)
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『The Autobiography of Nicolae Ceausescu(英題)』に投稿された感想・評価

るか
3.6
💻 ドキュメンタリー
監督:アンブレイ・ウジカ

ルーマニアの独裁者ニコラエ・チャウシェスクの25年間にわたる支配を、彼自身の公式記録映像のみで構成した2010年のドキュメンタリー映画。

ナレーションやインタビュー、説明的なテキストは一切含まれない。チャウシェスク本人が「自分をどう見せたかったか」という視点で作られたアーカイブ映像を繋ぎ合わせることで、一人の男が権力を握り、神格化され、そして没落していく過程を浮き彫りにする。

国家行事、外国首脳(ニクソンや金日成など)との会談、家族とのプライベートな休暇、国民からの熱狂的な歓迎といった、当時のルーマニア国営テレビや国立映画アーカイブに眠っていた1,000時間を超える公式映像から得て手を加え、編集した内容となっている。

数年前にYouTubeで鑑賞。
冒頭、1989年のルーマニア革命時にニコラエ・チャウシェスクとその夫人エレナが処刑される直前、裁判を受ける映像が。
チャウシェスクを偉大な指導者として描かれている。
偉大な指導者と、その妻のきらびやかな映像の裏にある国民の窮乏や、徐々に狂いゆく独裁者の精神状態が垣間見える。
本来、任期は5年間だったが、ルーマニア社会主義共和国の大統領に選出された時には、「終身大統領」となる趣旨を宣言した。
若き日のチャウシェスクが指導者となり、カリスマ的指導者として国内で支持を集める様子や、軍事パレード、市民との交流など、華やかな公式行事の裏で進行する個人崇拝と監視社会が映し出される。

25年に渡って、ルーマニアの独裁者として君臨したニコラエ・チャウシェスク。そして「国民の母」と呼ばせた妻エレナ。
お世話にも美男美女とは程遠い容姿の独裁者夫婦。
ルーマニア社会主義共和国の大統領は、最初は普通だった。
中国や北朝鮮に訪れ、様々な場所に指導者の顔写真が飾られ、指導者が神格化されているのを見ておかしくなったらしい。
妻エレナは自分より美人が許せず、当時のアメリカ大統領ジミー・カーター大統領のロザリン夫人を「あのピーナッツ頭」と呼んでいた。自分は権力を使って化学者に納まったくせに。
ギリシャの海運王アリストテレス・オナシスから購入した豪華なヨットで取り巻きたちと豪華な食事をして楽しんでいた。
そして、80年代の経済危機による国民の生活の困窮などの様子が浮き彫りになるけれど、場面がブツ切り状態でサッパリ。

一方でマフィアと取り引きしようと画策するが、マフィアに信用されずに終わる。酒浸りの次男ニクは、体操選手のナディア・コマネチにベッドの相手を何度もさせ、コマネチは命懸けの亡命(こっちのドキュメンタリーは非常に興味深かった)。

1989年12月15日、ティミシュアラのハンガリー牧師に対し、立ち退くように命じた。そのため、暴動が起き、ルーマニア政府がデモ参加者に発砲、100人以上の市民が犠牲となる結果に。
そして、1989年12月22日「ルーマニア革命」が起きる。
首都ブカレストの共産党本部から演説中に一人がヤジを飛ばしたのをきっかけに、国民の怒りが遂に爆発し、暴動が起きる。
秘密警察セクリターテさえ鎮圧できず、屋上からヘリで逃亡。
すぐに捕えられて裁判に。夫婦共々、銃殺刑となった。 
使われた銃弾は120発ほどらしい。直接的な処刑場面は映ってないけれど、ニコラエ・チャウシェスクの死体、見ちゃったよ😱

独裁者・ニコラエ・チャウシェスク自身の「プロパガンダ映画」を再編集し、客観的な事実と、彼自身が見せたかった虚像のギャップを描いた作品。
・・・らしいけど、肝心な所が丸々ブツ切りで、映像を繋ぎ合わせた感じのドキュメンタリー。あまり悲惨さが伝わらない。

追記:
国民たちを強制的に立ち退かせ、「国民の館」を建設した。
「国民の館」とは名ばかりで、自分たちの私邸だった。
豪邸建設のため、一時期、国中の墓石がなくなったほど。
内部には、映画館や純金の浴槽、デカいプールまであった。
地上10階、地下4階、高さ84m、幅275m、奥行き235m、延床面積330,000㎡、部屋数は3107で、政府系の建築物としてはペンタゴン、タイ国会議事堂に次いで世界第3位の大きさを誇る。また、建物の総重量は約410万tで、政府系の建築物としては世界第1位となる。現在は有料の観光名所になっている。

亡命した元側近のイオン・M・ミチェパ著の「赤い王朝 チャウシェスク独裁政権の内幕」の本の方が興味深い内容だったな。