昨年見た「過去負う者」のレビューがなかなか書けなくてこちらを鑑賞。役者さんみんな上手いですね。
被害者が一番守られる、同情されるべき。それは前提として私は加害者も他人事に思えない。本作もそうでしたが、罪を犯してしまう人は家庭環境に恵まれていないことが多い。家庭環境のよい人を妬んだりコンプレックスから人間関係が上手くいかなかったりして悩んできたので、その問題の根深さがよく分かる。「でもあの子は立ち直ったよ」って当人だけが言えることであって、他人が言っていいことではないと思ってる。
日本では刑務所を出ても半分近くの人がまた罪を犯して戻ってしまうそうです。いろいろ問題はあるかと思いますが、その一つに保護司がボランティアであることが関係ありそうです。
しかし有村架純演じる阿川さんの生い立ち辛すぎる。自分何にも悪くないじゃん。