感動的な側面はある。
パレスチナの人間とイスラエルの人間の交流。
相手に主導権を握られたくない思い、
でもどこかで相手の気持ちもわかる…という相反する思い、
でもエルサレムはお互いに譲れないという思い。
いろんな思いが混じり合いながらも友達としての関係を築いていく。
ただ…。
なにが物足りないんだろう?
それはおそらくこの大問題を外部の視点(ノルウェー)から描いているからではないか?
交流をサポートしてる人間が誰かなど、
自分はまったく興味がない。
それよりもイスラエルとパレスチナの人たちの生身の言葉をもっと聞きたかった。
おもしろくないわけじゃないけど
中身がありそうでなんか薄味だった作品。