不眠をテーマにしたディストピア映画はなんでも初めてだそうです。
直接の原因は描かれていませんが、いきなり全人類が不眠症になります。主人公ジル(ジーナ・ロドリゲス)とその家族が主役。
そんな中、ジルの一人娘マチルダ(アリアナ・グリーンブラット)はスヤスヤと眠れる事がわかって彼女の争奪戦が始まります。
全人類不眠症という映画は珍しいプロット。後半では登場人物ほとんどぼーっとして精彩を欠いています。この映画リアルに不眠症の状況を描けば描くほど映画のテンションがダダ下がりで観ているこっちは異様に眠たくなります。
残念ながら、映画には全く向いていない不眠症パニック。しかもオチがあまりにも単純で拍子抜けすることこの上無しでした。眠れない夜にどうぞ。