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長崎の郵便配達の青のレビュー・感想・評価

長崎の郵便配達(2021年製作の映画)
3.8

戦争が終わったあと みんなに笑顔が戻ってきたと聞いて そうだよなァとおもった
勝ち負けはおおきな結果なのだろうけど どちらの国にもひとびとが居て 生活があって 安心のもと生きていけることがとても大切なんだよな 誰にもしんでほしくないもの

イザベル氏がところどころで父親の姿をみつけるたび 涙する彼女はちゃんと愛されて育ったんだなァとおもった
カセットテープに残された父の声を聴きながら涙ぐんだ彼女を羨ましいとさえおもった

稜曄氏の子どもを海へ連れて行く話がとても印象に残った
恨むという言葉はひとつも出てこなかった
残していかねばと許すまじ 強かなひとの言葉だった
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