ごっつ

ディア・エヴァン・ハンセンのごっつのレビュー・感想・評価

4.1
大ヒットミュージカルを映画化した作品。

社交不安症を抱えた少年エヴァンが良かれと思ってついた「嘘」が周りを巻き込み思いもよらぬ方向へ進んでいく。

人を助けるためにつく優しい嘘もあるが、人を傷つける嘘もあると、教えてくれ良くも悪くも共感して、紙一重で批判をくらうこともあり、SNSが流行っている今だからこそ伝わるテーマ性かなと。

そうは見えないあの人も実は、無理しているかもしれない、何かを抱えてえるかもしれない、そんなのは本人じゃないと分からない。

SNSが流行って簡単に人と繋がれるけど、そこにほんとの親しさはあるのか?流行には乗っかるけど、飽きたら一切見なくなったり、少しの火種が大きく燃え上がる可能性もある。
情報過多な世界に疲れを感じているが、人と会う時は頑張って笑って楽しむけど、その後襲ってくる孤独感に襲われたり。

色んな人が孤独や多く葛藤を抱えている。今作はそんなあなたに1人じゃないとメッセージを、向けられた作品かなと。

メッセージ性、歌詞は凄くよくて刺さる物があったけど、もっと細かいこととかリアリティーさがあれば、もっとどハマりしてたかな。けれど、見応えあって素敵な作品でした👏
ごっつ

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