大ヒットミュージカルを映画化した作品。
社交不安症を抱えた少年エヴァンが良かれと思ってついた「嘘」が周りを巻き込み思いもよらぬ方向へ進んでいく。
人を助けるためにつく優しい嘘もあるが、人を傷つける嘘もあると、教えてくれ良くも悪くも共感して、紙一重で批判をくらうこともあり、SNSが流行っている今だからこそ伝わるテーマ性かなと。
そうは見えないあの人も実は、無理しているかもしれない、何かを抱えてえるかもしれない、そんなのは本人じゃないと分からない。
SNSが流行って簡単に人と繋がれるけど、そこにほんとの親しさはあるのか?流行には乗っかるけど、飽きたら一切見なくなったり、少しの火種が大きく燃え上がる可能性もある。
情報過多な世界に疲れを感じているが、人と会う時は頑張って笑って楽しむけど、その後襲ってくる孤独感に襲われたり。
色んな人が孤独や多く葛藤を抱えている。今作はそんなあなたに1人じゃないとメッセージを、向けられた作品かなと。
メッセージ性、歌詞は凄くよくて刺さる物があったけど、もっと細かいこととかリアリティーさがあれば、もっとどハマりしてたかな。けれど、見応えあって素敵な作品でした👏