ディア・エヴァン・ハンセンの作品情報・感想・評価・動画配信

2024年、22本目(ドラマ除く)。

やっぱり歌がいいね。
ただ、公開した時に映画館で観た時、
もっと心にささって
もっと感動したはずなんやけど。

観る時の心境とかも影響するんかな。
2回目の今…

音楽もお話もまあ一般的なものではあったものの、撮影は個性的。というか自然の姿と人物の表情との構成がけっこういい。いい意味で眠くなる。面白いからというのではなくて、心地良くてという意味。
話しは重苦し…

自死したイジメっ子を、皆で寄ってたかって嘘を塗り重ねて"淋しがりのイイ子"に仕立て上げ、同情の寄付金プロジェクトを成功させる超胸クソ展開！死人に口なし！
誰も彼の死に向き合わない。彼が傷付けた被害者…

• #そりゃヨシキさんも「これ作ったやつまじブチ〇ろす」って言うよ
• #恥を知れ
• #とてつもなく嫌い
• #家族ヤダ映画
• #おぞましい幸福信仰
• #最低な映画

スティーブン・チョボスキーによる、誰かには深く刺さるエモーショナルな感情の描き方と、ベン・プラットによる表現力の高さ、音楽の良さで突っ走る映画。

「今の意味わからんけど歌はイイぜ……！」そんな一本…

Waving through the window.
窓の外に手を振るけど、誰も見向きもしない。

だけど、いつか、いつの日か

You will be found.
だれかが、見つけてくれる。

…

嘘ついて引くに引けなくなっちゃう感じ、分かる～。ミュージカルだから一見すると感動っぽいけど、実は死者を生きてる人間たちの都合で勝手に美談化してしまう社会を痛烈に風刺したブラックコメディなんじゃないか…