このレビューはネタバレを含みます
何よりコナーに観せたかった映画でした。
観賞中はいつ嘘がバレるかのハラハラ感でそれどころではなく。
音楽が素晴らしいから、表面では感動してジーンとなるんだけど内心ずっと気まずくて…
バレた安堵とともにエンディングを迎え、すっかりテーマを見失って終わりました。
陰キャにはつらい追体験…
なのですが、あとからじわじわ来るよね。
悪人なんてひとりもいなくて、みんな悩んでつらい想いをして…
すれ違ってうまくいかなくて。
ほんの少し早く何かが変わっていれば、自死なんて選ばなければ。
違う未来があったんだよコナー…
と思わせてくれるので、メッセージの通り、しっかり誰かの救いになり得る映画なんだと思います。
思春期に観てたらドンピシャだったかもしれない。