内容☆3.7+ベンプラットの歌唱力☆0.2+曲☆0.1
=TOTAL☆4.0
驚いた。
ベンプラット、ピッチパーフェクトの時から上手いと思ってたけど、まさかここまでとは。というより、ピチパの時よりもすごく上手くなってるなと感じた。努力したんだろうな。
ほんとに天才だと思う。
踊ったり、派手だったりのエンターテイメント性はないけど、単純に曲と歌唱力で勝負できるところがすごいし、直近で観たチクチクブーンのアンドリューと比べるとどうしてもこのスコア差は付けてしまう。
曲もとても良い。
ストーリーに関して、日本での評価があまり良くないけど、宗教観が大きく影響してるのかなと思った。
アメリカの価値観の土台になっているキリスト教では、人は間違いを犯すものという前提があって、間違えた時にそれを認め赦しを請うて、そこからどのように成長するかのプロセスが重要視される。
嘘に関しても、自分を守るための嘘は自己防衛が出来ていると評価される。
対して日本では、他国より宗教観は薄いものの儒教の教えが強いので、そもそも間違いを犯すような人物となることを良しとしない。
自己犠牲をし、他人のために正しい行いをする人が尊く、ルートを外さずにきちんと生きてきた人かどうかが重要なので、嘘は許されない。
ハリウッドと日本の芸能界を比べると分かりやすいよね
どちらが良いということはないし、わいも映画観ててイライラすること沢山あるけど、この映画に関してはそれを補って余るほどの歌唱力があると思う。
あとバルトの音響めちゃ優秀だったアゲ