このレビューはネタバレを含みます
孤独感、自己顕示欲、承認欲求と身に覚えのある深層心理に刺さってしんどい。
現実に綺麗事で蓋をして、まるで良いことしか起きなかったかのように見せかけていることに対して最初はどうかと思ったけど、裏を返せば悪かった部分だけをピックアップして悪と捉えるのもまた違うのかなぁと。
人間臭いし応援はしたくなるものの自分の欲に走る主人公や周囲が怖くなったし、良くも悪くも読み通りの展開でますますしんどくなったけど、オチが無理やりに報われる系じゃなくてよかった。
曲はどれも秀逸で訴えかけるような歌唱力で何度も聴きたくなるけど、
いかんせんストーリーが無理矢理自分と向き合わされてるみたいで、もう一度!とは簡単になれないかも。
まあ、それでも見てよかったとは思う😌