Kimi

ディア・エヴァン・ハンセンのKimiのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画の最後のメッセージ素晴らしかった。
あれを映画の最後、エンドロールも終わって物語が完全に終わったあと、現実に直に伝えてきているというのが、映画を観ていた人間も皆が当事者なんだと気付かされたようだった。

最初アラナのことを エヴァンを騙そうとしてるのではないかと疑いそうになりましたが(笑)、登校初日?に戻るあの演出のおかげで信じることができた!

嫌いな身内って生きてると本当に嫌だけど死なれたら文句言えなくなるし、最初のゾーイのように「死なれても許すとかないから」って気持ちになるけど、本当になぜか、時間が経つといい思い出が思い出されてきたりするよなぁ、と思っているので、展開に甘さはそこまで感じなかった。
エヴァンの嘘により家族(義父、母)から滲み出てきた後悔や反省は本物、ってことなんだと思う。
エヴァンの謝罪動画投稿のあとのSNSは地獄だったと思うけど(学校も…)、そこは飛ばしてくれてよかった。辛すぎて見ていられないと思う。でも母がもちろん支えてくれたんだろうけど。
クラファンも絶対「金返せ!!」とかあったんだろうなあ…


関係ないけれど
CM観て「ピッチ・パーフェクトの人じゃん!」
ジャレット出てきて「ピッチ・パーフェクト出てた人かこれ?!」(たぶん違った)
最後の曲流れてきて「ピッチ・パーフェクト2の曲に似すぎ?!」
となって、個人的にすごくピッチ・パーフェクトを思い出した映画でした。
Kimi

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