「ワンダー 君は太陽」が良かったスティーヴン・チョボスキー監督の新作でミュージカルの映画化作品。
「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」と、ミュージカル映画で傑作音楽を提供しているベンジ・パセック&ジャスティン・ポールによるスコアはやはり安定の良さで、作中にすっと入り込んでくる作りは上手いですね。
ジュリアン・ムーア、エイミー・アダムスといったベテラン勢に加えて、「ブック・スマート」で存在感を示したケイトリン・デヴァーに、アラナ役のアマンドラ・ステンバーグと、新旧演技派俳優のかけあいも楽しかったです。
ただ中盤のスピーチが物語のピークだったのか、その後の展開が割とありがちな感じがして、ちょっともったいない気もしました。