2017年の第71回トニー賞で作品賞含む6冠をとったBWミュージカル「Dear Evan Hansen」。
この時からめっちゃ観たくて観たくて…でもBW行けず…サントラを死ぬほど聴きまくって過ごしていたから、映画版だけどこの作品を観れること自体の喜びがとても大きくて😭😭💙
しかも、オリキャスのベンプラットがBWミュージカル同様Evanを演じる！大歓喜😭😭💙
なので、映画はじまって冒頭の "Waving Through a Window" からもう泣いた…サントラ聴きまくっていた馴染みのベンプラットの歌声でこの映画版を観れて本当に幸せ。
例え普段は明るく幸せに過ごしていそうな人だって、きっと何かしらの不安や孤独を抱えていて、人それぞれ大小はあるにせよ、誰しもがふとした瞬間に感じるもの。
SNSが主流になっている時代だからこそ生まれる不安や孤独でもあり、でもその気持ちを救うのもSNSだったりもする。
胸がぎゅんっとなった。
Evanがママにうちあけるシーンでは、涙がとまらなかった。
独りじゃない、必ず誰かが手を差し伸べてくれるよ、あなたの味方がいるよ、きっとすぐ近くに。
Evanがついた小さな優しい嘘がことを大きくしてしまい嘘をつかれた家族は大きく傷ついたかもしれない、けどEvanの嘘を聞いている間の時間は救われていたのではないかと思う。
そして、その嘘でたくさんの人を勇気づけたことは真実。
映画版で新しく書き下ろされた、
"The Anonymous Ones"
"A little Closer"
2曲ともとても良かった。
BWミュージカル版の楽曲は数曲削られているし、結末が違うらしいので、やっぱりミュージカル版も観たいってなる😂😂
映画版もとても良かったけど、でもきっと、この作品はミュージカル版の方が何十倍も良いと思うから。
楽曲、ストーリー、メッセージ、演出、キャスト、どこをとってもとてもとても素晴らしい作品です。
#2021_011
