このレビューはネタバレを含みます
2023/08/10 BS日テレ
主な舞台は三ヶ所。
アバンタイトルは氷原。
壊れたスノーモービルの轌を使ったスノーボードアクションがいい。「ダイ・アナザー・デイ」にも似た展開ありますね。
しかしラブホのような内装の特殊潜航艇はいったい…Qの設計にボンドが注文つけたに違いない。
続いてパリ。
グレース・ケリーの圧倒的な存在感。
そしてアメリカ西海岸へ。
で、007シリーズにアメリカの都市はあまり似合わないと思いました。
「ダイヤモンドは永遠に」もそうだったが、特にカーチェイスが並の刑事ものっぽく見えてしまう。パリで車真っ二つにしながら走ったりではそう感じなかったのに。
エレベーターでの危機一髪や、消防車アクションは面白いけど、そういうのはメル・ギブスンやブルース・ウィルスに任せとけ、と思ってしまった。
007らしさの定義は人それぞれなので、あくまで私見ですが。
クリストファー・ウォーケンの非情さに痺れる。そして競馬場ではしゃぐミス・マネーペニーがむっちゃかわいい。
