写真家のユージン·スミスが残した大量の記録を再構成したドキュメンタリー映画。
「ジャズ·ロフト」というタイトルで、メインビジュアルがモンクだったので、勝手に「ストレート·ノー·チェイサー」みたいな作品をイメージしていましたが、あくまでもメインはユージン·スミスなので、音楽メインって感じではありませんでした。
ただ、当時を知る人が語る、ジャズロフトに集まった芸術を愛する人たちの日常は、本当に興味深いなぁと思いました。
古くはゴッホの黄色い家とか、戦間期のパリのラ·リューシュとか、日本でいえば池袋モンパルナスとか、そういう芸術家が集まった時の話って本当に面白いなぁといつも思います。
有名なジャズナンバーがBGMとして流れるなか、写真家ユージン·スミスと、彼のジャズ·ロフトに集まった面々のそれぞれのエピソードが楽しめるドキュメンタリーで、個人的には見て良かったと思いました。