Sing me softly the blues…
さよなら カーラ・ブレイ 安らかに
秋の夜長に しっぽりしたくても
そのピアノ そのスウィングじゃ
やっぱ ココロも身体も揺れちゃうよな
50年代 ニューヨーク 花屋問屋街
寂れたアパートのロフトに 香ったのは
偉大なる才能の蕾の 熱気溢れる旋律
ユージン・スミスのプライベート感満載の
スナップで紡ぐ ジャズの爆発の瞬間にゃ
まるで あの夜 あの場で 酔いしれる自分が見えるよう
モンクとカーラが 群を抜いて官能的で
うーん やや盗撮 盗聴気味なのもエロティック
汗と興奮と昂揚に 心の奥を濡らすのもまたよし
