アニローズ

渇きと偽りのアニローズのレビュー・感想・評価

渇きと偽り(2020年製作の映画)
3.9
オーストラリアのサスペンス映画。

連邦警察官のアーロンは、家族と無理心中した親友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに帰郷する。ルークの両親に懇願され事件の真相を調べる中で、アーロンは17歳の頃に起きた少女変死事件の記憶とも向き合うことになる。
現在と過去が入り組む中でそれぞれの事件の真相が明らかになっていく。

雰囲気作りやミスリードが巧みで思いのほか楽しめたが、多くの登場人物の名前をちゃんと覚えてないと理解に苦しむシーンも多々あった。
現在の事件の真相は意外性があったが、過去の方は少し単調だったかな。

オーストラリアの干ばつによる渇きが伝わってくる映像だった。