とてもおもしろい。
『i 新聞記者ドキュメンタリー』が記憶に新しいが、あれだけ切り込んだ映画があってしても日本はまるで変わらない。不祥事があっても変わらない、おかしな答弁を繰り広げても変わらない、、そりゃあ劇中の若者の言う通り「どうせ選挙へ行ったって、、」って気になりますよ。
この映画にどの程度の効果があるか、そもそも関心持たなきゃ映画すら見られない現実で日本はこれからどう転がり落ちていくのか。
正直言って、映画が右寄りだとか左寄りだとかそんなところで意見ぶつけることに意味なんて全くないですよね。今回のコロナ禍で露呈した悪い部分で多くの人が気付いたおかしな点から徐々に正していかなければっていう危機感を覚えるのに右も左もない。
国会をものすごく分析して解説するシーンも面白かったし、辻田正憲さんの大本営と絡めた解説もさすが。
毎度のことながらはっはっはーって笑いが起きちゃう状況にハッとする経験ってのはすごく貴重。それだけでも見る価値あり。