ながら観してしまった。続編?の『妖怪の孫』が安倍晋三の映画なのに対し、『パンケーキ』は菅義偉の映画...の筈だが、赤旗など菅本人とは直接関係ない話も多く、とっちらかってる印象がある。アニメーションの尺も長いのが気になる。完成度は『妖怪の孫』の方がずっと上だと思う。
前半で紹介される国会パブリックビューイングについてはかなり面白かった。小池さんや辻本さんと政府方とのやり取りは最早コント。
しかし石破や村上誠一郎の反自民っぷりについては、私のかつての認識以上でびっくりした。彼らは自民党が勝ちすぎている事すら快く思ってないのか(笑)
小泉純一郎が小選挙区制に反対していたのは初めて知った。『執行部に従うつまらない政治家だらけになる(意訳)』という予言は本当に現実のものになっていて笑えない。
本作の補完として『ハマのドン』を観るのも良いと思う。菅政権の末路が描かれるので。