シュウメイシ

ドラえもん のび太と雲の王国のシュウメイシのレビュー・感想・評価

3.8
劇場版13作目。
雲を固めて自分達の国を作っていたのび太達が、雲の上に暮らす天上人に出会う話。

今回の舞台は雲の上の天上世界。
当初は友好的に思えた天上人達だったが、裏で恐ろしい計画を進行中だった...な展開。
いつも通りのファンタジーに加えて、いつも以上に社会派なメッセージ性を感じる作品でした。
環境問題から戦争、抑止力など大人が観ればハッとするような内容で結構風刺がきいてる。
雲の上自体は夢とロマンがあって気持ちよさそうだった。
ドラえもんが故障してしまうという大ピンチもあり、ハラハラさせられた。

外交問題の参考にもなりそうな作品。
ただ、地上人ばかり責めてたけど、個人的には天上人の方がよっぽど身勝手に感じたな。
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