オーウェン

スケーターガールのオーウェンのレビュー・感想・評価

スケーターガール(2021年製作の映画)
3.7
インドが舞台の作品。
カースト制度の底辺で働くプレルナは、この地にやってきたジェシカによって、スケボーという存在を知ることになる。

インド映画ではなく、インドが舞台となると、どうしても貧困や格差が付きまとう。
プレルナもそうで、学校の教科書すら買えない有様。

だから将来は嫁に嫁ぐしか出来ないことから、可能性が広がっていく面が見られる。

カーストに加えてバラモンなど、インドの階級制度は予想以上に閉鎖的なのが見て取れるし、だからこそ別の一歩を踏み出すのがいかに困難なのか。
その様が清々しい青春模様の1作。
オーウェン

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