スケーターガールの作品情報・感想・評価・動画配信

『スケーターガール』に投稿された感想・評価

インドの田舎に生まれた女の子が、ある日スケボーに出会い、夢中になり、初めて夢を抱き、親の決めた結婚から逃げ出してスケボーの大会に出る。

普通の物語かもしれない。

けれど、インドのこの普通ではない状況に普通の物語を描き、特別な作品にした。

やはり夢を抱く事は大切だと思う。

人生を生き生きとさせる為に。

子供にとって。そして大人にとっても。

よくある物語かもしれないけれど、それでも感動するのはやはり夢は人生にとって大事なものだと思うから、なんじゃないかと。

そして撮影の為にスケートパークを作り、撮影後はそのスケートパークをしっかり活用しているのも素晴らしいと思った。

夢を抱く子供たち、大人たちに幸あれ!
主人公がスケボーにのめり込んでいく姿は楽しかったけど、カースト制度の闇も描いてて、色々と考えさせられる映画でした。
アメリカとの合作だけど、インドがこの映画作ったってのが衝撃的。インドも変わろうとしているのかなという希望を感じつつ…でも現実だったら最後、主人公はただじゃすまないよね…
Seira

Seiraの感想・評価

2.9
撮影のために本当にスケートパーク作っちゃって実際に今も活用されてるの素晴らしい。

スポーツと文化、国の相性ってあるよねやっぱ。
そしてどこまで他者が切り込んでいって良いものなのか。
難しいよなあ。
家庭と同じ。
些細なことがすごく大きな影響与えてしまったりって往々にしてあるものね、良くも悪くも。
面白かった。大きい主語使うのあまり好きではないのだけれどそれでもやっぱインドと日本は家族観、子ども観が大きくかけ離れてるなあと。

大きくなったら何になりたい?
そんな質問されたことないから分からない。
なんて閉塞感のある場所なんだろう。
スケートボードに乗って解放されたようなプレルナの表情が素敵だった。
KI

KIの感想・評価

3.7
「戦う機会を与えられる者と与えられない者。俺にはこの差はでかいと思うぜ。」
陸奥九十九の言葉を思い出した!
黒ぶち

黒ぶちの感想・評価

3.0
この映画用に実際にスケートパークを作り今もインドの子供達がスケボーで遊べている事には感銘を受けたけど、映画の内容は正直現実的じゃないと思った。インドの下級カーストの女の子が自分の結婚式当日に抜け出してスケボーの大会に出るなんてさすがに有り得ないでしょw
Baad

Baadの感想・評価

3.6
スケート・ボード映画2本目。

配信されてすぐにみたいと思ったのですが、まずスケートボードを知るには欧米のものから、とおもって「スケート・キッチン」の配信を待っていたら時間が経ってしまいました。

映画そのものの印象は特にスケート・パークができる直後まではこちらの方が解放感があって良かったのですが、ラストに向かってドラマを作ろうとして返って失速していった感じです。

映画そのものとしては良い方向で終わっているのですが、ヒロインの境遇をこう選んでも、あのような形でドラマ化する必要はなかったのでは?という気がしました。

あと、この街の出身だというジェシカの父のエピソードがもうちょっと掘り下げられて村の身分制度とも絡められたらより深みのある映画になったようにも思います。
工場の従業員の息子ということは映画に登場している村人とは別のヒエラルキーの出身の人なのかもしれません。

映像はスタイリッシュではないが手堅く美しく、この手の映画としては見やすかったですが、それがかえってあだになって居る感じもしました。

スタイリッシュだけれど手作り感に溢れていて少女たちの生の声に触れられた「スケート・キッチン」とはある意味対照的でした。

これを出発点として物語を膨らませていく予定かな?とも思ったのですが、このエンディングだと続きは普通のボリウッド映画になりそうでちょっと難しいかな、という気がしました。

言いたいことはわかったから、次はドキュメンタリーでその後を見せて、と思ったりします。
カレス

カレスの感想・評価

3.7
IMDb 6.6
この映画はインドの田舎町の物語ですね

~町山智浩「スケーターガール」を語る~ によれば
「ミッション:インポッシブル」「ダークナイト ライジング」「ダンケルク」等の助監督などで活躍しているインド出身の女性が、この映画の監督

また、VOGUEの記事にあるように、この映画の主人公にはモデルがいる

勝手な想像だけど、この女性監督は自分の映画を作るにあたって母国であるインドについて、いろいろたくさん言いたいことがあってそれを映画にしたんじゃないかな

カースト制の残る、女性にとって奴隷制のような慣習のインドの地方社会に生きる若い女性が、スケートボードに乗ることによって「親や社会の言いなりではなく、自分を自分でコントロールできる」ことを自覚する物語だと思う

あちこちで主人公は古い慣習に従わなければならない、私は憤りを感じるが、主人公にとってそれは悲しみです。


↓ネタバレなので後から読んだ

町山智浩「スケーターガール」を語る
https://miyearnzzlabo.com/archives/74682

VOGUEの記事
https://www.vogue.co.jp/change/article/asha-gond-interview/amp

(興味深いタグみつけた)
しせ

しせの感想・評価

3.8
夢をもてない、わからない という環境でもなにか好きと言えることがあると心から幸せそうに笑ってくれるのね!

ちょっと良いストーリーすぎたけど、まちづくりではよそもの、わかもの、ばかものがまちを変えるとよく言われている、その観点でもおもしろかった
話の筋はベタだと思うけど、インドの村の文化を垣間見ることができるし、インドのローカル服の子どもたちがスケートをしているビジュアルも素敵だった。主人公の女の子の演技もリアルで最後はやっぱりちょっと感動の涙。
インドに暮らす10代の少女プレルナを主人公にした青春映画。イギリス人のジェシカと出会ったプレルナは、それがきっかけでスケートボードに夢中になるのだが、父親の猛反対にあってしまう。一方ジェシカは子供たちに夢を与えるためスケートパークの建設を計画するが…

貧しいカースト出身の少女が、スケートボードに出会って、階層や性別の壁に抗い自分の居場所と自由を感じる物語。

厳しい規則や慣習に縛られるプレルナがスケートボードの上だけでは解放される。風を感じながらさまざまな呪縛から解き放たれた彼女の表情が実に爽やか‼︎

初めて情熱を注げるものを見つけたプレルナは、親の言いつけや慣習に疑問を抱き始め、自分のための夢を描く。さらにスケートボードは、女の子や子供たちにカーストを超えて楽しむ機会を与えてくれる。

一方スケートパークを作ろうとしたジェシカや、パークの建設を経済的に支えた村の女性権力者など、女の子たちの解放のために動いた大人の女性たちの姿も心を打つ。

ストーリーとしては王道で、ご都合主義なところもあるが、実話をもとにしたエンタメ作品としてよく出来ていると思う。

ジェシカ役は、子どもたちへスケートボードを通じ教育・ジェンダーの重要性理解を促進する活動したドイツ人女性がモデルのようで、実際にスケートパークを建設している。

インド社会特有の階層格差・性差別という重くなりがちな背景を背負いながらも映画のトーンが暗くならないのは、プレルナをはじめとした子供たちの弾けるような笑顔があるからだ‼︎
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