はじめての無声映画観賞。
ラジオは情報が音声しかない分、リスナーの想像力が働くというが、無声映画もラジオまでとはいかないものの、表現に制約がある分、役者の演技や表情の意味を想像する余白が大きなものとなっていると感じた。
引きの画が少なく圧倒的に役者の顔に寄った描写が多い本作だからこそそう思ったのもあるかも。
あとは単純に「コールドプレイ『magic』のMVのやつ〜!」ってなった。
神とか悪魔とか理屈では分かっているつもりでも民俗的な感覚として理解できないし、なんならジャンヌ・ダルクについてもよく知らない。
だけどなぜだか自然と惹き付けられてしまうような魅力のある映画だった。