裁かるゝジャンヌの作品情報・感想・評価・動画配信

「裁かるゝジャンヌ」に投稿された感想・評価

これは見てるうちから傑作と分かる凄まじい作品だった。
3パートにわかれてるが、最初の裁判の様子の顔、顔、顔。ジャンヌダルクの顔、裁判官のいやしい顔、微妙にアングルを変えたり、カメラにインしたり向かったりする人物で迫力が持続する。
拷問シーンの編集、テンポ感もすごい。
そして最後の火刑シーンの凄まじさ。焼かれるジャンヌのシルエットもすごいし、周りの狂騒も見もの。大砲視点でカメラが移動するところなど全く古びていない
Ryoma

Ryomaの感想・評価

4.5
もちろん僕は人間だから(君も人間でしょ)人間の顔にはめっぽう弱い。しわとかえくぼとか涙とか。本能的に。なんでなんだろうかって考えると、人間がそなえる最も影響力が強いメディアが「顔」だからなんじゃないかって思う。(あるいは逆説的に性器か)。とにかくそんな「顔」の極端なクローズアップの連なりで成立してるこの映画は、それだから魅力的で心揺さぶるんだと思う。顔が、顔の筋肉が、語っているのだ。うむ、非常に映画的だな。
ぷ

ぷの感想・評価

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ジャンヌ・ダルクの異端審問の裁判から火刑に処するまでを描く本作。炎にうつる黒い影が脳裏にちらつきます。
勇敢な戦士のイメージは瓦解し、映るのは弱々しく涙するジャンヌの姿...。
Hy

Hyの感想・評価

5.0
圧巻!自分が勝手に引いていたサイレントの限界をはるかに超えて来た。冒頭から釘付け、芳醇な映像の世界がラストまで加速されて行く。
ラストでは知らぬ間に拳を握りしめてスクリーンを観ておりました。
す

すの感想・評価

3.5
とにかくポスターと題名に惹かれて鑑賞
無声映画だったの知らなかった

ひたすらにジャンヌの表情が物凄い
そして終始顔のどアップ

聖人たる人々の行いのみにくさ下劣さよ…

罪人たるジャンヌの、人間味を残しつつもやはり神に逆らいたくないという強い意志

一度は怯んでもあらためてやっぱり火あぶりにされる道をえらぶってどれほどの恐怖、そしてそれに勝るどれほどの信心だろうと思った
めまい

めまいの感想・評価

4.3
ジャンヌダルクの伝記物は沢山あるけどこれが一番古いのでは。実際に行われた異端審問会の裁判記録を忠実に再現したとのこと。ジャーナリストで裁判記録を読み漁ってたドライヤーにとって申し分無い題材だと思う。
基本的に顔のアップだけで構成するという思い切った手法を取っている。自分が勉強したことを映画にするだけでなく、かつてない表現に挑戦することもドライヤー監督の凄さだと感じた。
miwan

miwanの感想・評価

4.0
ゴダールの「女と男のいる舗道」でアンナ・カリーナが本作を観て涙を流すシーンがあった。それが「裁かるゝジャンヌ」だと後から知ったのだが、とにかくそれがすごいインパクトだった。

BGMは流れるけれどセリフは無声で、時たま字幕が挿入されるだけなので、流れや演者の少し大袈裟な表情や仕草で何が話されているか想像する外はない。

「見るからに」の審問官たちが、お手本のようなパワハラをジャンヌに浴びせ続ける。求める答えは決まっていて、アメとムチでひたすら誘導しようとする。
対するジャンヌは、決して毅然とした英雄然としているわけではない。低いアングルから、もしくは真正面から、ジャンヌの表情が大映しされる。感情の起伏は押し殺し、ひたすら目を見開き、ひたすら思いに耽り、ひたすら涙を流す。
力無く、不安と迷いでいっぱいのように見える。でも、「oui」と言う時の表情に一切迷いはない。

結果として意志を貫いたジャンヌではあるけれど、火刑の決定に対する「もう、今ですか?」という反応と、「長く苦しませないでください」という言葉に、神ではなく人間を感じる。

最後にミサを手配した若き聖職者が素敵だった。
ぴよ

ぴよの感想・評価

5.0
(2Kリマスター)
2回目。
1回目は、おそらく16mm伴奏なし英字幕。

現在からの導入は覚えてなかった。

自分が面接を受けてるときの心の中とほぼ同じ。

意図的であろうがなかろうが、蝿のタイミングが奇跡的。
野井

野井の感想・評価

3.5
10年前に見たときは完全に気絶したが、久々に見たら面白かった。無声映画だということすら覚えていなかった。ジャンヌの表情がいいですね。あと、伴奏も良い。
xo

xoの感想・評価

2.0
100年近く前に作られたという時代背景や技術的制約を考えると、完全にイチャモンだし俺が間違っているんだけど、いまの感覚からして面白くはないし見ているのがしんどかったり。辛いとかじゃなく退屈って意味で。。

表現されるメッセージは「奇跡」「怒りの日」など他作とも共通。
信じる者と信じない者との対立。男たちの野蛮性、暴力性、理不尽さの強調。

ジャンヌ・ダルクの苦悶の表情がドアップで映され続ける。
それによる閉塞感は良かったし、胸にせまるものもある。ただ、最初から最後までずっとメソメソでは全体のメリハリに乏しい。。
愚にもつかないやり取りの連続で、話が前に進まないのがストレスだった。。
ジャンヌ・ダルクにしたって、被害者性が強調されているものの、俺からすると「あなた大丈夫…?」って人でしかなく。。
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