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ONODA 一万夜を越えてのkawashimanのレビュー・感想・評価

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)
4.4
素晴らしい作品だった。
恥ずかしながら、小野田さんが実在する人物だということを知らなかったので、非常に興味深く鑑賞できました。太平洋戦争というテーマを取り上げているのに、特に激しい銃撃戦もなく、フィリピンのジャングルでの過酷な30年をひたすら描いているのだか、3時間という尺が長く感じられない。とにかく役者さんたちすべての芝居が生々しく、常に張り詰めた緊張感が漂っている。日本人が出演している作品で、これほどまでに熱量のある骨太な作品を久しぶりに観た。
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