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ONODA 一万夜を越えてのnagaoshanのレビュー・感想・評価

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)
3.9
アルチュール・アラリ監督作品!

孤高の軍人・英雄・犯罪人・殺人者
小野田寛郎という漢の生き様。

1974年3月約30年間フィリピン・ルバング島に潜伏。
スパイ機関陸軍中野学校卒であり上官の命令「玉砕は一切まかりならぬ。必ず迎えにゆく…」
秘密戦の命令を受けジャングルにてサバイバルと戦闘の日々を送ることに…

仲間達は離れていき、4人のだけの部隊になり食料も困窮していく。

フランス🇫🇷人監督の作品であるがドラマティックに描かず淡々とドキュメンタリーの如く時が過ぎてゆく。
創作の部分もかなりあるので後でwikiって見ると良いと思います。

小野田役を演じた遠藤雄哉と津田寛治の熱演と中野太賀も良い演技で好演しています(^^)
更にイッセーさんが作品の格を上げるのに貢献してて素晴らしい。

頑なに陸軍中野学校卒諜報員としての生き様なのか?上官命令に従う事に命をかけている小野田。

憎悪の眼差しの中真っ直ぐに歩む小野田…

トラウトマン大佐に説得させられ投降するランボーを思い出した。

3時間弱の長編なので体調万全でお願いします(^^)

良か映画!
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