TadanobuOzawa

ONODA 一万夜を越えてのTadanobuOzawaのレビュー・感想・評価

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)
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--なんすかね。つまらない。

 小野田さんがつまらないのではなくて、この映画がつまらないのだと思います。或いは、タブーが強すぎて描けない。僕の期待のし過ぎではないはず。
 
 もうね、コントとしてレビューを書こうかな。29年間終戦に気づけない人のコントとして。炎上しそうなので書かないけど、いや、あえて、書くのが僕か。やっぱり、書かないけど。あ、僕が書いても炎上しないね。
 
 第二次世界大戦の終戦に気づかなかった小野田寛郎さんの実話。29年間も終戦に気づかなかった。日本の救出団との接触もあったのに「アメリカの陰謀」と判断。←マジか?と思うが、特攻隊と同様な考え方か陰謀論を鵜呑みにする考え方だったのだと思う。
 
 結局は、命令がないから29年間ジャングルに潜んでいましたって話しで、どう映像で描いても、ヒリヒリした心情は描けないのだと思う。僕の知識不足か。いや、1本の映画って知識がない人のための説明あるよね。
 
 「ONODA 2 帰還後生活編」を作って欲しい。日本に戻ってからの心情の方が、葛藤が描けるので絶対にもっと面白くなったと想像がつくから。
 
 そして、もっと言うと、「ONODA 0 旅立ち編」を撮って欲しい。陸軍中野学校二股分校の教育内容の実話映画。あ、 だから、2も撮れないのか。きっと、この「ONODA」では、歌に秘められていたのだろう。知識がないので分からなかったが。
 
 作りや撮り方はとても絵丁寧でした。
 
 小野田さんは2014年91歳で死去。
 YouTubeで最近の講演を見れます。後半の役者は瓜二つほどソックリです。

 ★☆☆☆☆ 1点
 ONODA
 天パラ
 2021.10.10