たぶんはっさく

ONODA 一万夜を越えてのたぶんはっさくのレビュー・感想・評価

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)
5.0
3時間の上映時間に躊躇したが、全く長さを感じない映画だった。

戦争だから、受け止め難い出来事も目を背けてしまう場面も沢山あった。けれど自然の中に溶け込むように、時間が流れて行くように感じられた。

小野田さんが発見され山から出てくるまでの時間、心が熱くなった。何かに突き動かされるかのような衝動、そして行動、それが人と人とを繋ぎ歴史が動く。

そこには必ず、感動がある。

子供の時、小野田さんが帰国するニュースを見ていた。ずっと知りたかった事をこの映画が見せてくれた気がする。