はる

ノイズのはるのネタバレレビュー・内容・結末

ノイズ(2022年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

最後が切ない。裏切られても相手に怒りを示すわけでもなく、向き合えなかった自分を責めて…。圭太は純のことをひたすら信じていたと思うが、純はそうではなかった。島という小さいコミュニティの中で育ったが故、嫉妬も積もるもの。圭太と純の気持ちのすれ違いに切なくなるが、自分が純の立場だったら、幼馴染が島の救世主と崇めれ、自分の好きな人まで手に入れ幸せな家庭を築く、、という状況さえも寛大には受けいられないと思うが、それに加え、お前は役立たず、恥だと貶されると流石に平穏な気持ちではいられないだろう。真一郎の死も相まって、そのような結末を迎えるのにも納得がいく。でもこの気持ちのすれ違いには切なさしか残らなかった。
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