マッシモ

死霊のはらわた ライジングのマッシモのレビュー・感想・評価

3.5
サム・ライミ監督の伝説的スプラッタの前日譚。ご新規の方にも安心です。もう山小屋でもなければアッシュ(本編種や)もいないので設定使っただけの映画と思っていただいてOKですね。

古参の方には説明不要とは思いますがサム・ライミ監督とブルース・キャンベルが製作に加わっていますのでちゃんとグチャグチャネチョネチョしています。

【キャスト】

(本編主役の姉妹)
ベス:リリー・サリバン
エリー(ベスの妹):アリッサ・サザーランド

(エリーの子供達)
ダニー:モーガン・デイヴィス
ブリジット:ガブリエル・エコールズ
キャシー:ネル・フィッシャー


【ストーリー】
自分が妊娠している事を知ったベスは相談のため妹で3人の子を持つエリーの元を訪ねていた。エリーはシングルマザーで3人の子供を育てていた。

ベスと話をするため子供達を買い物に出したエリーだが、すぐさま地震で建物が大きく揺れてしまう。

一方、地下の駐車場から買い物に出かけようとしていた子供達は隠し部屋を見つけていた。子供のうちの一人ダニーは、母であるエリーの金銭的な助けになればと価値のありそうな古ぼけたダニーは古ぼけた本を持ち帰ってしまう。

勿論それは呪いの本的なアレなので…。

【総評】
(全体感)
ルーツに迫るって言うより、新しい世代のために「rise」とか「0」とかをタイトルにつけてここから見てくれれば大丈夫ですよ、という新規開拓向けの作品。

やってる事はいつも通りというか割と初代はらわたに近いかなと思う。申し訳程度のバカップル殺害シーンはなんだサービスかな?

(良いところ)
女子供にすら容赦ないという所。まぁ主要人物が母親と子供達ですからね。そんな事気にしてたら誰も殺せなくなってしまう。

(そうでもない所)
新作であるという以外の新しさはない。
たまにこうして新作を見るくらいの頻度でちょうどいい。マンネリに陥らない程度の間隔がこの手の作品には必要ですね。次は5年後くらいでいいです。年一回とかだと食当たりします。

【あとがき】
だいぶ言い尽くしてしまったので今日はコメントなし!
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