マッシモ

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のマッシモのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

年に一度のお祭りの時期が来ました。

今年の舞台は函館、五稜郭。戦時中に北海道のとある財閥が残した戦況を一変させるお宝(兵器)を巡って、コナン•平次組、怪盗キッド、財閥の子孫、武器商人が四つ巴で争う作品。

【キャスト】
(毛利探偵事務所)
江戸川 コナン:高山みなみ
毛利 蘭:山崎和佳奈
毛利 小五郎:小山力也
鈴木 園子:松井菜桜子

(怪盗キッド& 西の名探偵)
怪盗キッド:山口勝平
服部 平次:堀川りょう
遠山 和葉:宮村優子

(アガサ博士と少年探偵団)
阿笠博士:緒方賢一
灰原 哀:林原めぐみ
吉田 歩美: 岩居由希子
小嶋 元太: 高木渉
円谷 光彦: 大谷育江

(テロリスト)
大岡 紅葉:ゆきのさつき
伊織 無我:小野大輔

(北海道警)
西村 京兵:花田光

(キーキャラ達)
福城 聖:松岡禎丞
福城 良衛:菅生隆之
斧江 拓三:中博史

(その他)
鬼丸 猛(ヤイバから客員):津田健次郎
土方 歳三(御存じ鬼の副長):津田健次郎

【ストーリー】
冒頭の通り。

【総評】
(全体感)
組織や赤井さん達を締め出したため事件のスケール感はいつも程大袈裟ではないが、キッドを始めとした「まじっく快斗」から大量の客員でかなり賑やかな作品に仕上がっていた。シナリオはここ10年で一番ぶっ飛んでいたと思う。戦中の謎の兵器を死に物狂いで探し捲る姿は流石にアホくさくなるが気にしてはいけない。

(見どころ)
ノリと勢いが大切な作品の本作で一番ぶっ飛んでいたのは『から紅の恋歌』からの死角、大岡 紅葉さんその人でしょう。

初めのうちは賑やかしとして登場し、平次に会うべく北海道中を自家用ヘリで飛び回り、北海道の名所案内を担当していましたが、次第にその行動はエスカレート。コナンを援護すると言う名目で函館の空から手榴弾の投げまくります。(本作の武器商人より余程タチの悪い無差別テロでしたね…。)

あまつさえ、一般人の和葉に向けて事故とはいえスタングレネードを投げつけるという暴挙に出ます。いやー。酷い。北海道警さん。こいつらも逮捕しないと示しつきませんよ!

【あとがき】
終盤になんか強そうだから助っ人に呼んだぜという形で登場する坊主頭は「YAIBA」からの客員、鬼丸君でしたね。遊び心ありますね。今年は。
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