殺人鬼からターゲットにされて、ひたすら逃げると言う結構単純なストーリーなんだけど、主人公も、そのお母さんも聴覚障害があって、警察や周りの人に手話を理解してもらえず、そのもどかしさや、音が聞こえない主人公から見た世界の表現が、なかなか怖くてハラハラした。
警察が、主人公が犯人を指差して教えているのに何故メモなり渡して聞いてあげないのかイライラがすごい‼︎
しかも何故あの状況で家に帰したの?
人ごみの中で助けを求めても、喋れないせいで、ナイフを片手に叫んでる主人公は確かにちょっとおかしい人に見えたかもしれないけど、ご褒美狙い?で余計なお世話をした兵士の皆さんは、話を聞いてあげる事くらい出来たんじゃないの?
正直あの兵士達には罰を与えてほしいわ。
序盤で主人公が嫌な客やセクハラ上司に対して手話で毒を吐く?シーンと最後に犯人に手話で中指立てるシーンが障害がありながらも主人公の逞しさを表してる感じがして良かった。
最後の海辺のシーンで元海兵隊のお兄さんが手話を覚えててホッコリした。