もう夏

L’Ilya〜イリヤ〜のもう夏のレビュー・感想・評価

L’Ilya〜イリヤ〜(2000年製作の映画)
1.8
火曜日の夜9時半、ベッドに寝そべって鑑賞
れおほーーーー😆😆😆🌟🌟🌟!!!
まつわたのピッチングがとにかく神ってた、引き締まったなんとも見応えのある試合でしたね……!!

無気力な人々ばかりの近未来、人の“最期”を撮り続けた女性の行く末を描く。
自殺をした瞬間を切り取った映像の数々が、冷たく重苦しく、どこか美しい。佐藤智也監督は、多くの反感を買うテーマであることを承知で、“死”と向きあうことに。
無気力と退廃感に人々が支配され、自殺者の多い近未来。ビデオアーティストのイリヤは、ショッキングなものを求めるプロモーターに応え、自殺志願者が死ぬ瞬間を捉えた映像を発表する。センセーショナルな内容に人々は飛びつき、イリヤは売れっ子になるが……。

なるほど……
自殺する、って一言で言っても段階がいくつもあって、例えば希死念慮とか自殺企図まで行くとかの段階もそうだし、実際にロープを首にかけても立ち止まる人や、座ったまま首を圧迫し始めたらなんか顔がパンパンになってきてやばい破裂するんじゃとか思ってやめてみた人もいるし、逆に理由に関しても、寒いな、もう疲れちゃったな、って思って線路に飛び込もうとしたり些細なことでいっちゃうときはいっちゃうし、逆に死ぬ理由があっても例えば明日のアメトークがプロ野球特集だとか、物凄い下痢で立ち上がる元気もなかったとか、些細なことで生きてる時もある
構成はめちゃくちゃシンプルなんだけど、題材が題材なのと、メッセージ性の見えてこない感じが上手く作用していたと思います 最後のビデオテープが止まるような音までよくできてました

よく知らない人のために死ぬのか

自殺する理由
もう夏

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