今の私が見るにはあまりにも若すぎたと感じる作品。きっと私が母くらいの年齢になったらまた見方が変わる映画なんだろうな。生きていることと延命することは違う...生きているとはなんなんだろう、もし自分が、自分の家族がそういう状態になったら...。ずっと涙を流しながら穏やかにゆったりと見れた作品だった。ブルーの服がとてもよく似合う主人公、キスやハグを頻繁にする文化はとても素敵。
追記...多分お父さんはゲイで、その恋人がクソ野郎と呼ばれていたジェラルド。ジェラルドも父親を愛していたし、ゲイだとわかっていても愛していたから別れなかった母親。そして最低の父親だけどそれでも父親が大好きな姉妹。沢山愛が詰まっている映画だったけど、安楽死が良い悪いで語られていないのがよかった。アンドレが話していたように（言い過ぎだけど）自分の死に方を選ぶにもお金が必要で、お金がない人は死に方も選べないしただ自分が死ぬまで待つしかないのよな。
