このレビューはネタバレを含みます
タイトルが秀逸なのが憎らしいというか何とも言えない感情になったし、はじめから終わりまで同じトーンで淡々と描かれる物語にリアルさが感じられて少し怖くなった。
途中エマニュエルのSAN値が心配になったし、国は違えど頑固親父の家父長制らしさや長女が背負うもの変わらないんだなぁと思うと同時に長女の自分の将来のことを考えて少し胃が痛い。
あとは純粋に制度について勉強になったし、病院や救急車のくだりからみても協力した人間が皆幇助すると捉えられるのは視点から抜け落ちてた。。。
それに貧困層の方が楽ではない老後を迎える可能性が高いであろうに金銭面から終わらせる選択肢が存在しないのも何とも皮肉なもんだなぁ、と思った。
何はともあれ、無理のある結末にされなくてよかったし、エンドロール曲も最期の瞬間の曲かなぁってしみじみ。
惹かれた映画説明の印象とはちょっと違ってたけど、思い付きで見て正解だった！
歳を重ねてからもう一度見たい😌
