このレビューはネタバレを含みます
とりあえず最初から最後までマイキーが成長したり改心したりしないあたり逆に気持ちいい
マイキーにとっては妻もストロベリーもロニーも一時的な休憩場所であり都合の良いものみたいな利己的な描写が笑いと一緒に描かれる
ここまでクズっぷりが一貫していると映画としては少し可愛くなる不思議
ロニーが口を割らなかったことを確信してありがとうと連呼するところ声出して笑いそうになった
最後に全裸で夜の街を疾走するシーン、このためにこの映画撮ったのでは?笑
もうこのシーンだけでマイキーがどんな人間で今までどうやって生きてきたかが伝わってくる
よく考えればそれまでの会話にも過去に同じようなことがあったと匂わせる発言もあったし多分これを繰り返して生きていくんだろう
友達と深夜に酒飲みながら笑い合って観たい映画
2023年 37本目