どらみ

ニトラム/NITRAMのどらみのレビュー・感想・評価

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)
4.1
オーストラリアで起きた無差別銃乱射ポート・アーサー事件を
ほぼ劇伴を廃した自然音で
リアルに静謐に神話的美しさで紡ぐ
社会に受け入れられず
孤独と疎外感を増幅させてゆく主人公が
やっと得た理解者を失い暴走爆発する

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの凄まじさが痛く悲しい

アフタートーク
ゲスト 臨床心理士 信田さよ子
進行 立田敦子

主人公は二トラムと母親、両方
発達障がいの適切な援助が得られず
親の熱い想いとのボタンの掛け違いの蓄積の爆発

銃は社会から排除された主に男性にとって
万能感パワーを与えるからこそ厳しい規制が必要
戦争が起こっている今観て語り合って欲しい作品
どらみ

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