さーやorべりす

ニトラム/NITRAMのさーやorべりすのレビュー・感想・評価

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)
3.3
花火遊びがやめれない幼少時代、
なんだか騒音的なものをひたすら流せる謎
彼の人となりを幼少期から銃乱射事件まで描く実話をもとにした映画。

この事件は思想犯でないこと(政治的とか色々)、単独犯なことで色々議論されてるらしいです。

彼の生い立ちからしてまず、
何か問題があることは幼少期からあったので何かしら精神なりなんなり、なにも診断したりどこか施設に入ったりがなかったのだなぁと思う。
近所でも厄介ものだし、
こんな人がいたら、のちのちこういうことするかもだと思えたらもう引っ越すしかないのかなと思う、ゾッとするよね。

色々調べたけどこの映画ではっきりとこういう病気でした!と言わない通り、精神鑑定の判断も人により異なり、知的障害を指摘した医師もいれば、発達障害や精神病を指摘した医師もいたそうです。
なので確定としては出てこない。
一応刑務所内ではアスペルガー症候群と診断されてIQが著しく低いと診断されたそうです。

そのまま放置したことに問題があったのか大人になってからの彼の姿も見てて感情とかの表現にも子供じみた感じがする。

ベッドで喜び彼女の上でガンガンに飛び跳ねるのも彼氏としてみれば可愛いけど、会社ではクールで…みたいな2面性がないからずっとこうならこどおじよな…

うつ病になってしまったパパを叩き起こすのだって、気持ちはわかるけどはたからみたらDVなんよなぁ…

パパの悲しさをまず一家殺害したことによってパパへの愛を感じるし(例えエゴでも)感情表現が下手だからこその事件にも思えた。

🐻