アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の作品を観たことがない人が観ると、高確率で寝てしまう作品。周りの人はほとんど寝てた。深く考えながら観たらダメだと思う。
実際、時が止まったかのような、飲食や瞬きするタイミングを問われるシーンが何度か訪れるが、飲食しても瞬きしても全く問題なかったな。
唐突に訪れる爆発音には驚きよりも怖さが勝った。理解できないし、されないし、結構きつい。でも、この音を再現するシーンがハイライトだった。前日に「音響の世界」を観ていたので、一つ一つの音を噛み締めるように集中して聴くことができたことが要因かもしれないけど。
ティルダ・スウィントンはスペイン語をがんばって話してたけど、あの設定ならもう少し流暢に話せた方がよかった気がした。
