ユリアの繊細な表情の変化。わかるようでわからない時もあり、彼女が人生の中で何を目指していくのか、悩む様が非常にリアルで繊細に描かれていて素敵な映画だった。
成績が良かったから医学部、でも肉体に興味がなくて人間の心の方が興味があると言って、心理学へ転校。心理学専攻の先生といい感じになる。自分が撮った写真が褒められたから才能あるかも、と思い、写真家を目指す。パーティーで会ったいい男の人とすぐ寝ちゃう。恋人が成功すると何者でもない自分が嫌になる。子供を見て、可愛くないと思う自分に母性がないと悲しくなる。結婚して1人の男と一緒になることも、自由がなくなるようで嫌だし、子供を産むことを求められるのも嫌。でも自分がしたいことははっきりしない。
すごーーーくリアルで、見ている人が必ずどこかに共感できると思う!