なのはな

コンパートメントNo.6のなのはなのレビュー・感想・評価

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)
3.5
どちらも不器用だし、気難しいところがあるけれど、なんとなく居心地が良い距離感が素適だった。もう一度見たい。
乗り物に載っているシーンが多く、見ている途中に少し酔ってしまったので、人によっては注意したほうが良いかも。

他のユーザーの感想・評価

むっつり顔のラウラが 最後に最高の笑顔を見せてくれた!

吹雪の中、ほんのりと、しっかりと、伝わってくる暖かさ。
Yumi88

Yumi88の感想・評価

3.6
自分で言った言葉って、自分に返ってくる。
最後にニヤッとした。
ルル

ルルの感想・評価

1.9

このレビューはネタバレを含みます

男があそこまで主人公に執着するのが分からない(一目惚れだとあんな感じになるのか?)のと、初対面時があんなのでも男を受け入れていく主人公が自分には考えられなくて関心が薄れていった。第一印象が最悪から始まる恋みたいな10代の恋愛ものがして自分には合わなかった。途中で別の男をつれてきた主人公も、それで不機嫌になる男も幼くて好みでない。
ラストの手紙も、普通に愛してると書かれていて「私と話したくて知らないフリしてたんだ」な微笑みの方が自分の好み。自分が教えた言葉が書かれていたのも当たり前で面白くなく、それを言われなくても男を見てたら彼女に好意持ってるの分かるじゃん、と意地悪な見方をするぐらい自分には合わない作品だった。
りほ

りほの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

打ち砕かれた時に、誰がに縋って話したくなるし、そこで話を聞いてくれた人のことを、好ましく思う気持ち

かえが聞く存在で甘く見られてるのがわかっていて
彼女の眼差しが好きだっただけだから、死ぬべきなのは私

知識人と鉱夫

最初のクソみたいな絡み方は、彼が職場に行くまでの楽しみ方?人が好き?でもスウェーデン語しか話せない彼とは仲良くならなかった。
見る目あるんだろうなぁ

新聞投げ合う

犬に連れられて素敵な経験をする、たまたま同室での素敵な経験の予期
「たまたま出会った人でも親切なことはある!と思ったらすぐ、不機嫌な同室人」

カメラを取られたやるせなさ。信じてたのに、、なお、彼のことがよく見える。

この場を楽しめれば良くて、連絡先なんていらない彼

恋愛関係になりたいわけではなく、

レセプションに、仕事で、とは言わず「事情があって」というわかってる彼女は、列車で整理できたよう

一緒に連れ添ってくれる彼

なんでそこに行くのかは理解できない、という様子だけど、そこに行きたい理由があるなら一緒に行ったるよ、っていう適度な距離感が良い

そしてまた日常に戻る

偶然の出会いに、空っぽの心が潤っていく過程が、彼女の心からの笑顔が、素敵な作品でした!

第三者だからこそ、の繋がれる形
mikan

mikanの感想・評価

3.8
🇫🇮から🇷🇺にやって来た女の子がひょんな事から一人ペトログリフを見に行く事に…寝台列車、相席の粗野な男とのロードムービー。
遠い距離と思い出に揺れつつ関係を育む彼女と男を暖かく繊細に描く。
の

のの感想・評価

3.9

リョーハは粗い人に見えるけど、実際は心の素直なまっすぐな人なのだろう。
その真っすぐさが粗く見えてしまう。
不器用な感じがたまらなく良い。


最初の音楽の入りすごい好きだな
どういう人が中から出てくるのかなとかあの音楽と、ドアを開ける入りから想像が膨らんでワクワクする。
やっぱスタートの引きつけ方って大事。

ロードムービーで静かな分、音楽と雪景色がすごくよかった。
音楽もけっこうロックでパンクな感じで、心の叫びなのかな。
旅は道連れ世は情け、名前のない関係は最高!猛吹雪のなか会話無くはしゃぐシーンがすべて"で良かった。

めずらしくfilmarksで解釈一致、乾杯!な
レビューばかりでついつい流し読みしちゃう〜。出だしのリョーハの言動が生理的に受け付けられず「こりゃ失敗したわ寝るコースかも」と思っていたのも束の間だった。極端な側面がフォーカスされがちな昨今だけど、人間は多面的な生き物だということを静かに思い出させてくれるし、希望を抱く。

ロマンチックと呼ぶにはあまりにも渋く、爪弾きだと信じて疑わない彼らのぎこちなさや、劣等感のシーンの連続で辛く苦いのに…終わってしまえば、やさしい爽やかさに癒されている。
旅ってこうであるべきだよなあ
知らない人と相部屋になって仲良くなったり、そのままだったり、その状況を楽しめることが何よりも大事だと思う。

雪と寝台列車の物悲しい雰囲気の絵にポップミュージックがミスマッチなんだけど、そこがよかったなあ

このレビューはネタバレを含みます

せやろなーと思ったことがずっと起こって、メッセージ性も主人公の変化も予想の範疇から外れず……
終始せやろなーーってなってた笑
絶対好きな作品だと思ってたからちょっと残念、私が何か重要な要素を見落としてるのだろうか
それともイニシェリン島の精霊を観たばかりだったから意外性のハードルが爆上がりしているのか
NS

NSの感想・評価

4.2
主役の女性と大学教授の関係(特に旅に出てからの展開)がありきたりだなぁと感じた。

相部屋の2人が惹かれ合う展開は良かったし、ラストもとても良い。『ビフォア・サンライズ』のように、儚い出会いはやはり美しい。今の時代ではありえなくなってしまったからこそ、美しさが際立つ。
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なのはなさんが書いた他の作品のレビュー

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

盛りだくさんで、めちゃくちゃ楽しかった!
前作までの記憶がふわふわだったものの、この映画の中の情報だけでも十分に分かるようになっていた。
ただ、個人的に思う一番の盛り上がりが冒頭の列車でのシーンと町中
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スランバーランド(2022年製作の映画)

3.3

可愛らしいファンタジーで見やすかった。主演の子もかわいいし、ぬいぐるみもかわいいし、世界観もかわいい。

探偵マーロウ(2022年製作の映画)

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探偵マーロウは完全に初めての状態だったため、名前の長い登場人物が覚えられなかった。時間の流れもゆっくりで、途中でうつらうつら…。後半のネタバラシに向かって徐々に盛り上がり、最後は結構好きなオチだった。>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

フラッシュを全然見たことのない状態で見たが、最初の戦闘シーンやもう一人の自分への説明などで、どういうヒーローかよくわかった。
今までDCヒーローはどこか人間味が薄く感じ感情移入できなかったが、この映画
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.2

コナンは放送してたら見るくらいのレベルで、人に勧められて見に行った。
まず、登場人物が多くて覚えられない。テーマソングに合わせてさらっと紹介してくれるが、早くて全くついていけなかった。
過去の話が絡み
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