しま

コンパートメントNo.6のしまのレビュー・感想・評価

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)
4.6
今よりもずっと旅が難しい時代に、よそ者に優しくない土地を1人で旅する 列車や街や人々はビフォア・サンライズに出てくるそれとはまったく異なっていて、錆びていて、色褪せていて、凍っていて、疲れを感じる 粗野な男との出会いはマジで最悪だったけど、しだいに溶け合うふたりはまさに現実を生きていた、旅をしていた、こういう旅をしたいと思う
大事なところでせりふが無いのが本当に好きだった 感情がむき出し、ってわけでもないけど、2人の言葉にはならない感覚がヒシと伝わってきた、去り際なんてもうヤバイ
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