🇫🇮第74回(2021)カンヌグランプリ作品🇷🇺
なんでカンヌってパルムドールが最高賞で、審査員特別賞がグランプリなんだろ?
紛らわしいので調べたけどよく分からん🤔
で、これはグランプリを獲った作品。
寝台列車の1室に乗り合わせた2人の男女
を描くロードムービー。
こんな旅もいいよねと思ったりしたけど、
やっぱり無理だわ。
全く知らん人と寝台車の個室一緒とか。
「いいですか?」と言われても「いやです」って即答するよ。
そりゃ日本人なので笑
ベタといえばベタ。けどすごく繊細。
リョーハ役のユーリー・ボリソフがめちゃ
くちゃよい。
粗暴で厚かましい反面、純粋で健気で。
ただ単に君が好き〜っていうんじゃなく、
君を見守って手助けしたいという、無償
の愛みたいな感じ。
そんなリョーハだからこそ、ラストの手紙
の一言『ハイスタ・ヴィットゥ(くたばれ)』が映えるんだと思う。
あれ、人物描写がちょっと違うだけでベタ
な戯言になってしまうと思うので😆
それに対するラウラの微笑みも💯
それぞれ寂しさと劣等感をもつ2人が、
列車のコンパーメントの中で距離を縮め
ていく姿を綴った本作、車窓から見える
猛吹雪の厳しさに対し、何だかほのぼの
とほっこりする気持ちになるよ。
ただね、リョーハはともかくラウラの食べ
方もメチャクチャ汚いよ(そこがまたいい
んだけどね🤣)。